今年の倒産を予測する - 2023年 -(1)

2022年の倒産動向を振り返り、
【Alox】 『第三の眼 ~看破する力~』 http://alox.jp/ vol.53
◆ 目 次 ◆
【3】 検証 『今年の倒産を予測する - 2022年 - 予測精度検証』
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【1】 G7で最も経済成長率が高い国とは?
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国際通貨基金(IMF)が2022年10月に発表した「世界経済見通し」では、
2023年における主要7カ国(G7)の成長率トップは、日本だった。
『参照元:国際通貨基金 世界経済見通し (WEO) 2022年10月
https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2022/10/11/world-economic-outlook-october-2022』
日本が“成長率”という言葉とセットで使われることに、違和感を感じる人が大半だろう。
詳細を確認すると、欧米諸国は物価高騰やエネルギー不足で軒並み成長率が落ち込むのに対し、
日本は成田悠輔氏の言う「横ばい力」によって、実質国内総生産(GDP)成長率は1.6%(2022年は1.7%)と
予測されている。
「横ばい力」によって、棚ぼた的にトップの成長率となったのが実情だ。
ただ、捉え方によって、「横ばい力」は「現状維持で新陳代謝が乏しい」とも言える。
新型コロナウィルスへの対応の側面もあるが、
ここ数年、激減し続けた倒産件数は、「現状維持に伴うゾンビ企業の延命・野放し」
にも通じていて、「横ばい力」の負の側面と言えるだろう。
それでは、年初定期配信の「今年の倒産を予測する」をお楽しみください。
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【2】 今年の倒産を予測する - 2023年 -
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例年通り、2022年の倒産動向を振り返り、2022年の倒産について予測する。
【2022年の倒産件数(全企業)】
倒産件数 | 6,428社 | 〔2022年:6,030社〕 | <前年比1.06倍> |
負債総額 | 2兆3,314億円 ※ | 〔2022年:1兆1,507億円〕 | <前年比2.02倍> |
(※ 負債総額の半分〔約1兆1330億円〕は、マレリホールディングスの分。)
2022年の倒産件数は、昨年と同様に少ない件数ではあるが、約400社増加した。
コロナ政策の恩恵を存分に受けた2021年が、倒産件数の“底”と考えられ、
現在の社会情勢から「2023年の倒産件数は増える」と見る方が自然である。
≪2013年~2022年倒産件数(全企業と上場企業)の棒グラフ≫
https://alox.jp/dcms_media/other/230125_kensuu.pdf
【2022年の倒産件数(上場企業)】
倒産件数 | 1社 | 〔2022年:0社〕 | <前年比 計算不可> |
2022年の上場企業の倒産は、東証スタンダード上場のバイオベンチャー「テラ」のみである。
倒産のカテゴリーには含まれないが、ジェネリックメーカーの日医工が事業再生ADRを申請した。
直近10年間の上場企業の倒産件数と日経平均株価の推移は、下記の通りである。
≪上場企業の倒産件数と大納会終値の棒グラフ≫
https://alox.jp/dcms_media/other/230125_stockkensuu.pdf
≪上場企業の倒産件数と大納会終値の折れ線グラフ)≫
https://alox.jp/dcms_media/other/230125_relation.pdf
次号に続く
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